「六番目の小夜子」
「六番目の小夜子」という作品をご存知でしょうか。
映画「夜のピクニック」などの作品で知られる小説家、恩田陸のデビュー作を原作としたNHKのドラマです。
私が小学校低学年くらいの時に見ていた記憶があるのですが、調べてみると2000年4月の放送。
もう18年も前になるんですね。
何度も再放送されているみたいなので、私が見たのはもっと後のものかもしれませんが、時が経つのは早いです。
このドラマは「サヨコ」という不思議な言い伝えのある中学校を舞台にした、中学生たちの群像劇。
詳しくはWikipediaなどに載っているのですが、キャストの豪華さに今になってびっくりしています。
なんと鈴木杏、栗山千明、山田孝之の三人が主役で、ほかにも山崎育三郎や勝地涼など今をときめく俳優さんが多数出演しているのです。
今の姿と当時の画像を見比べると、18年の歳月のすごさに驚かされますね。
さて、最近この原作となった小説を読み返しまして、懐かしくなったのです。
記憶の中にある通り不思議で少し怖いような雰囲気を持っていながら十代の持つ爽やかさとエネルギーを感じる素晴らしい作品です。
画面を埋める黒や紺の制服の中に鮮烈な赤色の花など、印象的な場面をたくさん思い出しました。
DVDも発売されているようなので、レンタルか通販か、どうにかして見直したいですね。