大豆ご飯
すっかり暖かくなってきました。
気がつけばブログもかなりの間が空いてしまっています。
最近よく乾燥大豆を買います。
というのも父親が3度目の血栓症になり、食事内容を見直そうと思ったことがきっかけです。
遺伝なのか何なのか、父方の血筋にあんまり長生きな人がいないんですよね。
だいたい早くて40代遅くて70代で亡くなっています。
そのせいか、不摂生気味だった60代の父も最近は健康を気にし始めています。
また、父方の血筋は肥満が多いんですよね。
私ももれなくポッチャリです。
というわけで父は血栓症予防のため、私は美容と健康のために食事を見直すことにしました。
野菜をたくさん摂れるメニューにし、魚料理を多く取り入れるようになったのですが、
大豆を頻繁に使うようになりました。
乾燥大豆を水で戻すには6時間ほどかかるので、寝ている間に水に浸けておくのがお勧めです。
朝起きると3倍くらいの大きさになっています。
浸けていた水は捨てて大豆を軽く洗い、鍋に入れてたっぷりの水で弱火にかけて煮ていきます。強火で煮ると豆の皮が取れやすくなります。
またかき混ぜすぎも皮がぼろぼろ取れてしまうので、たまにゆっくりそこをさらうくらいで良いです。
途中かなりアクが出てくるのでお玉ですくって捨てます。
水が減ってきたら足して大豆が水から出ないようにして、大豆の量にもよりますがだいたい1〜2時間くらい煮ます。
味見をして好みの柔らかさになったら火を止め大豆をザルにあげて冷まします。
これで大豆の水煮の完成です。
今まで知らなかったのですが、生の豆にはじゃがいもの芽のように微弱ながら毒があるのですね。
だから必ず茹でたり炒ったり火を通さなければいけないと。
実は水煮を作る前に水に戻した生の豆をかじって見たのですが、青臭くて硬くて全く美味しくなかったです。
好奇心でやって見ましたがあまりやらないほうがいいようですね。
この大豆の水煮ですが、使い道は様々。
人参やこんにゃくと煮て五目煮にしたり、シチューやカレーに入れたり。
味が強くないのでどんな料理でも邪魔をしない使い勝手の良い具材なのですが、最近もっぱら作っているのは、「大豆ご飯」です。
作り方はとっても簡単。
米と水を分量どおり炊飯器に入れ、その上に大豆の水煮を入れてそのままご飯を炊くだけ。
2合の米にだいたこれくらい散らばしてます。
分量も適当でコツも何もありませんが、何となく大豆を平らに入れています。
大豆が水を吸って米が硬くなるなんてこともありません。
炊き上がったらさっくり混ぜて器に盛れば完成です。
えんどう豆を使った豆ご飯はよく目にしますが、あちらは塩や出汁を使っていることが多いです。
この大豆ご飯は大豆だけです。
ほくほくの大豆の甘みが白米とよく合います。
美味しい上に白米のカサ増しになり大豆も取れるので、多少のダイエットになるのかな、と思っています。
この大豆ご飯にはまってから、大豆の水煮を作るときはかなり長めに煮てほくほくにするようにしています。
また大豆ご飯には向きませんが、大豆の水煮は冷凍保存ができます。
大量に作り100グラムずつくらいでラップに包んでフリーザバッグに入れて冷凍しています。
スープなどに凍ったまま入れて使っています。
今まであまり好きではなかった納豆が食べられるようになったり、渋い食べ物が美味しく感じる味覚になったような気がする今日この頃。
まだまだ甘いお菓子やジューシーなお肉を断つことはできそうにはありませんが、少しずつでも健康な食生活に変えていければ良いなと思います。